禅とミニマリズムと

禅とミニマリズムに魅せられている@50ppiの生活記録です。

現代日本における脱プラ、ゼロ・ウェイストがハードモードすぎる件

@50ppiです。

ゲーム感覚で脱プラゼロ・ウェイストを進めている小生の心中のお話であり、特定のお店、企業などを貶す意図はありません。ほとんど小生の慢心のせいです。
脱プラゼロ・ウェイストを進めるにあたって経験した出来事を綴っていきます。

この記事は以下について記しています。

 

二度目でも油断大敵

スーパーの野菜は包装されているのでゴミが出てしまう!
産直とか八百屋なら裸で買えるんじゃないの?
と思い立ち、近所に八百屋を見つけた時の話。

安くて結構人気の八百屋のよう。人混み苦手な小生はGoogleMapの情報を信じ、空いている開店直後に訪問。
レジには優しそうなおばあ様、仕入れてきた野菜たちを元気に店内に運び込んでいるおじい様のお店で雰囲気はもう最高。家から信号ゼロで行けるというのも最高。
店頭には籠にそのまま載せられたオレンジなど。野菜もあるけど調理が苦手なのでそのまま食べられるようなのを買っていこう。
結局スーパーでも裸で売られているさつまいもと梨を購入。(ただ八百屋のほうが大きくて安い)
レジのおばあ様と「さつまいもにバターとかマーガリンを塗って食べると美味しいですよ〜」なんて話をしながらお会計。
会話に気を取られていると慣れた手付きで白色レジ袋が!!!

小生「あ!バッグあるのでいらないです!」
おばあ様「あらそうなのね〜気をつけて持って帰ってね〜」

あぶねぇ〜!!という感じで退店。
八百屋でも意外と野菜は包装されてるの多いんだなぁという印象。農家とかそういった段階で包装されちゃうのかしら。

数日後、購入したさつまいも達をたいらげてしまったのでまた同じ八百屋へ。
今度は仕事終わりに訪問。畳んだダンボールをガンガンとハイエースに積み込むおじい様。閉店まで一時間もなかったからか商品もまばらでよく売れたんだなぁとしみじみ。
こんどはさつまいもとバナナ(2房で150円で激安)を購入。

レジのおばあ様と「ダンボールをどこそこに持っていくと商品券と換えてもらえるのよ〜」なんて話をしながらお会計。
会話に気を取られていると慣れた手付きで白色レジ袋が!!!

小生「あ!バッグあるのでいらないです!」
おばあ様「あらそうなのね〜650円ね〜」

ふぅ、あぶねぇ!という感じで、すっかりキャッシュレスに慣れすぎてぎこちない手付きで650円を出したその瞬間、さつまいもちゃん達はビニール袋にくるまれていたのです!
爆速おばあ様「あそこ遠いけど1万円くらいにはなるから持っていっちゃうのよね〜」
鈍足小生「貰えるもんは貰っておきたいですもんね〜」

なんて話をしながら敗北感と脱プラが一筋縄ではいかない楽しさを感じながら帰宅。

最初に買ったときにはビニール袋が出てこなかったので安心しきっていた小生。
次回は慢心せず「そのままで大丈夫です!」と言うことにします。

 

嬉しさ反面悔しさ反面

かったいかったいお米が大好きな小生。しばらく玄米生活を送っていましたが、近所のスーパーで買うとなるとチャック付きのプラスチック製の袋に入っているものだけしかありません。しかも1kgも入っていないので一食一合の小生は月に何回も買うことになります。これは、脱プラやゼロ・ウェイスト的にも良くない!ということで、ネットで5kg×2袋の玄米を購入。紙の米袋に入っているし最高。(輸送エネルギーはかかってしまう)
ゼロ・ウェイストを扱っているブログを参考に、備考欄に「簡易包装で構いません」的な文言を記載。

Amazonに見習ってほしいジャストサイズもジャストサイズな段ボール箱で届き歓喜
簡易包装でと言ったからか、はたまた元からそういう包装なのかわかりませんが、よくある緩衝用の紙が一枚のみ。しかもAmazonが使ってくるような馬鹿長緩衝用紙ではなくて、A4サイズくらいの紙。最高。ただ今回も小生の慢心が。

ビニールに包まれた明細書、記載のなかったおまけのたまごふりかけと防虫用の唐辛子のヤツ(名前がわからない)が!勿論プラ包装。
おまけは嬉しいけど!プラ!そしてこれに関しては完全に見落としていたのですが、紙製の米袋にお米が見えるようにプラの窓が!
お米が見える窓はこれ意味あるのか!などと心のなかで悪態をつきながら…

スーパーで買うよりは遥かにプラスチックを使わずに済んでいますが、悔しい。
ただ玄米自体はすごく美味しい。次回購入時は簡易包装だけでなく限りなく商品だけで送ってもらえるように試してみる必要があります。

 

そこまでしなくて良い

自分でパンや納豆、ヨーグルト、ぬか漬けを作ったりなど個人的なブームで料理をすることはあれど、基本的に調理は苦手で食材の使い方も上手ではないので出前サービスを利用することが多々あります。
仙台はUberEatsやWoltを始めDiDiFoodやDoorDashなど乱立していましたが淘汰され、結局UberEatsかWoltを愛用しています。
出前サービスを使っている時点で脱プラ、ゼロ・ウェイストの意に反しているわけですが、カトラリーなど不要なものは注文時に記載が可能です。また、ペスカタリアン的思考で料理を選ぶと自然と紙容器で提供される事も多々あり。
そんな中でこれって必要なのかという疑問が。
温かいものと冷たいものを頼むとそれぞれ別の袋に入れて提供されること。自分で頼んでおきながらこれはいただけない。備考に書いたらまとめてくれるのかしら。
そして運んできてもらってこんな事を言うのも申し訳ないが、袋に入っているにも関わらず地面との間に紙を挟むのって意味があるのかと思ってしまう。拙宅の玄関前はコンクリなので凹凸がなく非常に紙が取りづらい。コピー用紙の場合メモ帳だったり、キッチンペーパーの場合はちょっとした汚れを拭くのに使えるかもね。きっと地面にそのまま置くなんて言語道断パターンの小生と逆パターンの人間がいるのだろうな。他人事だが、色んなパターンの人間を相手にしなきゃいけないのは大変そう。これも備考に書いたら解決するのかな。

UberEatsは基本的にビニール袋で届けられている。WoltはWoltデザインの可愛い紙袋で届けられている。ちょっとの違いではあるが小生的にはWoltを選ぶほうが精神的に楽である。どっちが環境に良いかはわからない。

最近Uberのアカウントを削除したので、Woltもそのうち削除する予定。結局小生の堕落のためにプラ容器などが使われているのだ。ちゃんと玄米炊いて味噌汁作ろう。

 

脱プラ、ゼロ・ウェイストはミニマリズムに通ず

異常にキレイなものを好む消費者達、クレームを恐れ過剰な配慮をするサービス提供者達。
これって本当に必要なのかを考えながら生活することはミニマリズムにも通じる。